1. オラファー・エリアソン @東京都現代美術館

デートが好き。あと美術館も好き。他人への信頼が欠落しているのか、一見無害そうな友人の現恋人やかつての恩師、むかしストーカーまがいの迷惑行為をしてきたクラスメイト。なんかが表示されるんじゃないかという最悪な妄想にとらわれて、マッチングアプリは未だインストールできずにいる。というわけで今回もひとりで行った展示の感想を単に備忘録として書きます。ごめん。

 

ときに川は橋となる

オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」という展示タイトル。視点を変えると物事に対する捉え方も変わる、みたいな意味らしい。Netflixの『アート・オブ・デザイン』で取り上げられていてエリアソンのことを知って、ちょうど日本に来るじゃん、と待ち遠しく思っていたところで臨時閉館、みたいな感じだったので無事開幕して嬉しいよ。

 

光大好き

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エリアソンは光の性質や、光と人間の視覚の関係性の裏をかくような作品を作っていて、光ってキラキラしてるからどうしても写真に撮ると映えちゃうんだけど(上品なチームラボっぽいなとはちょっと思ってしまった)(っていうかチームラボ行ったことない、チームラボへの悪口ではない)、実は体験することに一番面白さがあるんじゃないかって思う。実際みると不思議~ってなるよ。全然関係ないけど、『ジョン・ウィック:パラベラム』みたときもチームラボっぽいと思った。

 

水大好き

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光と水、どっちが好きかってきかれるとかなり迷う。波が好きなのかな。sinとかcosとか、そういう波ね。川とか霧とか好きだしな、あんまりふだん旅行しないんだけど、かっこいい滝見に行く旅なんてよさそうかもしれない。展示にぜんぜん関係ないですね。

 

サステナブル

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この展示の、そして昨今の一大キーワードっぽい。これに限らず、欧米でさいきん生じて輸入してきた倫理観に対してアジア人であるじぶんがどう向き合うのがしっくりくるんだろう、というのが近頃の隠れテーマで、要するに考え中っていう感じ。

 

まとめ

帰りがけにショップで『美術手帖』みかけて、表紙がエリアソンのキラキラの作品の間に佇むモトーラ世理奈さんだったのだけど、「美術館で映えよう」などと余計なこと言って最近炎上した"美術館女子"(ネーミングセンス終わり果ててますよね、そもそも同学年の女子の半数が進路選択で理系を選んでいる状況下でリケジョ呼ばわりされだした際もかなり謎だった)なる企画の"映え"写真より明らかに映えてて、ますます何だったんだ美術館女子。そんなことより都現美って1番って言っていいぐらい好きな美術館で、何故かってやっぱり(うちから散歩圏内だし、)建物可愛いし、隣接の木場公園はなかなかいい公園だし、謎な名前なせいでみんな避けてるかもしれないけど向かいにあるハンバーガーショップハンバーガーはちゃんとおいしい。本当に。デートにうってつけなのだよ、説得力ないけど。(はやくデートブログ書きたいよ)

 

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実物は綺麗だったけど写真に撮ると悪趣味な結婚指輪さながらギラギラしてしまって駄目だった